イタリアのフルヴィオ ジリオリ氏がイタリアの新聞で紹介される
2011年7月7日付、イタリアの新聞「チンクェ ジョルニ(Cinque giorni)」のスポーツ欄にフルヴィオ ジリオリ氏の紹介記事が掲載されましたので、以下のとおり紹介します。
新聞記事(クリック)
(記事のタイトル)
(空手)ミラノで、この日本の芸術を紹介した最初の学校
(大見出し)
フルヴィオ ジリオリ准師範と上地流空手技法
(前置き)
イタリアでは、防御法を習得する為に空手を習い始めることが多いが、日本では師範は教育者であり、空手の教えは礼儀作法を習得するように実践される
(本文)
「強者はけっして暴力的ではない、自分より弱い者を助けるものである。弱い者は喧嘩をしかけようとし、罵倒したり人を煩わせ、自分が優位に立って服従させようとするが、自分より強い者に遭遇した時、小さくなって無能な存在になる。」イタリアに上地流を紹介した最初の空手教室、日本クラブ武道館のホームページに書かれている言葉である。3年間の沖縄生活を経て2003年にミラノに帰伊し、日本で習得した上地流を広める58歳のフルヴィオ ジリオリ准師範のおかげである。試合では手を開き、手早く瞬発的な技術:これらがミラノの師範が毎日生徒に教える教えの特徴である。
7歳から50歳まで、(昨年は65歳の生徒もいた。)皆、謙虚な注意をはらって従っている。4年前に作られた道場のインストラクターであり責任者であるジャコモモレッロは最初のイタリア人の侍、800年代後半に生きた同名の高祖父の子孫である。「現代空手では消えてしまったコンポーネントを私達の国に広めたかった。」とジリオリは説明する。例えば小手鍛えは、前腕や脚、一般的に空手競技に必要とされる筋肉を鍛錬するのに必要な訓練である。「こうした鍛錬はーインストラクターは続けるー空手家が対戦相手と対面した時の恐怖に打ち勝つという目的がある。」来シーズンからの技法習得はジリオリの明確な目的で進むであろう。それは彼の生徒達を2012年に沖縄で行われる上地流世界大会に出場させる事である。ある者はペーザロから、ヴェンティミリアから、もしくはトリノからというように自分の街を離れてミラノの道場で鍛錬することを選択する生徒もいる。
「一年前、上地流の基礎を直接学ぶ為に日本人師範をこの道場に招聘することが出来た。今度は私達が世界に広めるレベルに到達していることを証明する番だ。」インストラクターは空手の基本哲学を顧みてこう締めくくった。「イタリアでは、防御法を習得する為に空手を習い始めることが多いが、日本では師範は教育者であり、空手の教えは礼儀作法を習得するように実践される。こうして人生を理解するのに健全な方法の基礎を身につけるのである。」

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